OSアップデート管理

機能概要

管理者が指定した方法でOSをアップデートします。また、最新版のOSに利用者でアップデートすることを抑止します。
OSごとに抑止可能な期間や強制力が異なります。

利用シーン

従業員に任せるとOSのバージョンアップがされない事もありますが、新しいバージョンのOSはセキュリティ強度が向上しており導入が望ましいです。
また運用・サポートを効率化するためにも、社内のOSバージョンは統一されていることが求められます。
反面、iOS/Windowsなどのアップデートに合わせて業務アプリの改修が必要で、改修が完了するまでの間に業務用スマホ/PCが最新版のOSにしてしまうと、業務アプリが動かない問題が発生します。
通常、OSのアップデートはOSより推奨されるため利用者一人ひとりがアップデートを控える運用は難しく、確実な管理のため「OSアップデート管理」を利用します。

機能解説

iOS/iPadOS
<提供機能>
OSアップデート機能:○
OSアップデート遅延機能:○

<OSアップデート機能>

対応バージョン:iOS 12.3 以上
前提条件:監視モード
機能内容:OSアップデートの動作方法を下記3つから選択できます。

  1. OSのダウンロードまたはインストール
  2. OSのダウンロードのみ
  3. ダウンロード済みのOSをインストール

<OSアップデート遅延機能>

対応バージョン:Optimal Biz 動作環境に準じます。
前提条件:監視モード
機能内容:OS公開日からアップデートを抑止する日数を管理者が設定します。
利用者の端末では管理者が指定した期間はアップデート無い表示が行われます。
指定可能な日数は1~90日です。

Android
<提供機能>
OSアップデート機能:○
OSアップデート遅延機能:○

<OSアップデート・OSアップデート遅延機能>

対応バージョン:Optimal Biz 動作環境に準じます。
前提条件:Device Owner Mode
機能内容:OSアップデートの契機を下記3つから選択できます。OSのアップデートを停止することはできません。

  1. OS のアップデートが可能になってから 30 日後、端末にインストールを促すメッセージを表示
  2. アップデートが可能なったOSを強制的にインストール
  3. 指定した時間に、アップデートが可能なっているOSを強制的にインストール
Windows
<提供機能>
OSアップデート機能:○
OSアップデート遅延機能:○

<OSアップデート・OSアップデート遅延機能>

対応バージョン:Optimal Biz 動作環境に準じます。
前提条件:なし
機能内容:Windows Updateに関する下記制御が出来ます。

  1. Windows 端末を通常いつ使うかを知らせるアクティブ時間を設定
  2. 更新プログラムをインストールするタイミングを設定
  3. 機能更新プログラムの大型アップデートを行う延期日数を指定。指定可能な日数は0~365日です。
  4. 品質更新プログラムの更新を行う延期日数を指定できます。
macOS
<提供機能>
OSアップデート機能:×
OSアップデート遅延機能:×

制御機能はありません。