FLENS つながる、学習
– ネットワーク活用型教育プラットフォーム –
FLENS株式会社 取締役 運用統括 小泉 雅大氏 へのインタビュー
FLENSについて
FLENSは生徒の「モチベーション」に着目をしたタブレット学習サービスです。従来のeラーニングは、目標が明確でモチベーションが極めて高い人を対象に、ICTを活用して効率よく「知識」を提供することを目的にしていました。しかし、小学校・中学校などの多くの教育現場では、目標が曖昧でモチベーションが高くない生徒が多いです。これらの生徒に対して、ICTを活用して効率よく「モチベーション」を高めるという新しい価値が提供できるのではないかと考え、開発したのがFLENSです。

小泉 雅大氏

教室の様子

FLENSで勉強中
FLENSを始めるにあたっての課題
まず、タブレット端末を学習以外に使用することを防げないという点が、一番の課題でした。学習に関係ないアプリケーションの使用や有害サイトへのアクセス、端末の設定変更制限などは、安心、安全に勉強に集中してもらうために重要な事項です。それから、FLENS専用アプリケーションを配布したいという要望もありました。また、83教室、2,000台(2012年4月当時)に展開することを予定していましたので、学習端末の効率的な管理が必要でした。

Optimal Biz の採用理由
課題解決できる機能をすべて提供していることはもちろん、SaaS型のため運用コストが低く、国内開発のため連絡が取りやすいので、対応の面で安心でき、使いやすいと思ったからです。また、今後サービスを広げていくにあたり、新しく別の端末を増やしたときのサポートが早いことが期待できると考えています。
Optimal Biz の評価
ITに不慣れなメンバーでも管理が可能で、全拠点のアプリケーションのアップデートが簡単にできました。もちろん、初回は若干戸惑いましたが、それ以降は学習塾の先生でも簡単にアップデートできました。それから、実際に使ってみて気づいたのですが、端末の詳細情報が取得できるため、何か問題があったときに端末を探しやすくなりました。
今後の抱負と期待
今後、FLENSは地方の学習塾や公教育のシーンでの利用も増えていきます。その際は、Optimal Remoteを導入してリモート操作によるサポート、メンテナンスも行っていきたいと考えています。今後は、より日本の文教ニーズに合ったサービスの開発を期待しています。是非、コンテンツ配信などもできるようにして欲しいです。