AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、MDM※1・PC管理サービス「Optimal Biz」を2019年3月14日に9.6.0へバージョンアップしました。本バージョンでは、Windows端末向けの「SIM抜き差し監視機能」を国内で初めて※2提供いたします。本機能は会社から支給された正規のSIM以外の挿入を禁止する機能です。これにより、企業所有の端末へ私物のSIMを挿入して不正な通信を行うことを防ぎ、これまで以上に厳格な端末管理を行うことができます。
■Windows端末での「SIM抜き差し監視機能」開発背景
株式会社テクノ・システム・リサーチ※3発表のユーザー調査※4によると、SIMスロット搭載ノートPCを導入済みもしくは導入予定ありと答えた企業は、67%との結果が出ています。
政府が進めている働き方改革への対応が求められた結果、企業は在宅勤務やモバイルワークなど場所を選ばず利用できるノートPCや2 in 1PCへの投資を増やす傾向にあり、その際の選択肢としてユーザーにとって難しい通信設定を簡略化できるSIMスロット搭載ノートPCへの関心が高まっています。
しかしSIMスロット搭載ノートPCを導入した際に、会社から端末と併せて貸与したSIMを抜いて私物のSIMに入れ替えられてしまうと、回線側で行っているウェブフィルタリングや閲覧履歴収集などのセキュリティ対策の抜け道となってしまいます。こうした企業の課題を解決するため、「SIM抜き差し監視機能」を開発いたしました。
■Windows端末での「SIM抜き差し監視機能」とは
「SIM抜き差し監視機能」は、Windows端末に対して、企業から支給された正規のSIM以外が挿入された場合や、正規のSIMが抜かれた場合に「Optimal Biz」独自のロック画面を表示することで、Windows端末を操作できない状態にする機能です。本機能は、「Optimal Biz」Windows基本機能※5、6をご契約のすべてのお客様がご利用可能です。
※1 | MDM:Mobile Device Management(モバイルデバイス管理)の略。スマートフォン、タブレット端末の管理、セキュリティをサポートし、端末紛失・盗難時の情報漏えい対策、リモートロック、不正利用アプリケーションの起動禁止などを行う企業向けサービス。 |
※2 | 2019年3月14日時点、当社調べ。 |
※3 | 東京都千代田区、代表取締役社長:藤田 正雄 |
※4 | 出典:テクノ・システム・リサーチ 2019年2月5日発刊、「2018-2019年版エンドポイント管理市場のマーケティング分析」より。集計対象:276件のうち、「よくわからない」の回答を除いたもの。 |
※5 | 「Optimal Biz」Windows基本機能は、500円/台/月(税抜)でご契約可能です。 |
※6 | 「Optimal Biz」のご利用には、月額費用の他、初期費用45,000円/契約(税抜)が必要です。 |